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PDCD-119 Pudditorium – episode : 別れ

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[ Item Information / 商品情報 ]

Pudditorium (プディトリウム) – episode : 別れ (エピソード:別れ) [PDCD-119]

Catalog No. / 型番:PDCD-119 / VSCD-9450   Release Date / 発売日:2013.8.28   Price / 価格:2000yen(+tax)   Buy / 購入する:▶︎ dessinee shop (デシネ・ショップへ)

01 . After 11:59 pm ♪ 試聴 / Listen
02 . Viajante (Feat. Fabio Cadore) [Traveler] ♪ 試聴 / Listen
03 . 바람은 차고 우리는 따뜻하니 [We get as Warm as The Cold Wind Blows] ♪ 試聴 / Listen
04 . Sans rancune (그저 그렇고 그런 기억 French ver.) (Feat. Alexis Juliard, Violette De Bartillat) [No bitterness] ♪ 試聴 / Listen
05 . This is love (Feat. Marlon Saunders) ♪ 試聴 / Listen
06 . Pra fazer uma cancao (Feat. Fabio Cadore) [To make a song] ♪ 試聴 / Listen
07 . Sunset dance (Feat. Cafe) ♪ 試聴 / Listen
08 . As voltas com o frio (Feat. Fabio Cadore) [Walk around in the cold] ♪ 試聴 / Listen
09 . Entre os passos do amor (Feat. Fabio Cadore) [Between the steps of love] ♪ 試聴 / Listen
10 . Drown (Feat. Cafe) ♪ 試聴 / Listen
11 . 겨울 장마 (Feat. 루시드폴) [Long Rainy Winter] ♪ 試聴 / Listen
12 . 재회(再会) ♪ 試聴 / Listen
13 . 그저 그렇고 그런 기억 [Nothing in the Remembrance] (Bonus track) ♪ 試聴 / Listen

韓国産の極上ブラジリアン・メロウグルーヴの名曲「ヴィアジャンチ」がこの世の物とは思えぬ素晴らしさ…。韓国の作編曲家、キム・ジョンボムのソロユニット、プディトリウムのデビュー作は、ブラジル音楽のエッセンスを筆頭に、世界中の素晴らしい音楽と、美しいメロディが散りばめられた、玉手箱のような大傑作。これは衝撃です…。

ジャズ・バンド、プディングを率いて人気を博した韓国の男性アーティスト、キム・ジョンボムのソロユニット、プディトリウムの2009年のデビュー作『エピソード:別れ』。プディング名義でも2枚の快作を残し、韓国映画の音楽も手掛けている キム氏ですが、幼い頃から学んだクラシックの素養をベースに、バークリー音大への短期留学を経て、ニューヨーク大学で本格的にジャズを学んだ後にスタートしたのが、ソロユニット“プディトリウム”です。ジャズをベースにしつつも、ニューヨーク、LAや、サンパウロで録音された本作から漂うのは、ブラジル音楽やフレンチポップなどの上質なエッセンス。自ら描く映像美豊かなサウンドと華麗なアレンジ、ニューヨーク大学時代の盟友達に支えられたサウンドのクオリティも然ることながら、楽曲によってFt.されるヴォーカリスト達の存在感も際立つ、文句無しの1枚です。

穏やかな海岸の風景が思い浮かぶような優雅なインストのボサノヴァ「01. After 11:59 pm」から素晴らしいですが、ブラジルの男性シンガーFabio CadoreをFt.し、ポルトガル語で聴かせる極上ブラジリアン・メロウグルーヴの名曲「02. Viajante」がいきなりのハイライトで度肝を抜かれます。しなやかなリズムに乗せた美しいメロディ、程よくソウルフルに高揚するヴォーカルが導くメランコリックな旅路は、素晴らしく感動的。もう、この1曲だけでも本作が名作だと言い切りたくなるようなクオリティです。同じくFabioをFt.して聴かせるメロウなボサノヴァの「06. Pra fazer uma cancao」、「08. As voltas com o frio」、「09. Entre os passos do amor」の3曲は、いずれも驚くべきクオリティなのに加え、米国の黒人シンガーMarlon SaundersをFt.した英詞のボサソウル~ボサグルーヴとでも言うべき「05. This is love」、さらにはハングルで歌われるボサノヴァ「03. We get as Warm as The Cold Wind Blows」(ヴォーカルはキム・ジョンボム氏)や、まるでセルジュ・ゲンスブールを意識したかのようなフレンチポップ「04. Sans rancune」など、軽々と国境や音楽のスタイルと言う垣根を飛び越え、“プディトリウム”のサウンドを鳴らしてしまっています。さらにさらに、本作のもう一つのハイライトと言うべきスケールの大きなインストのボサノヴァ「10. Drown」に至っては、聴く度に深く、新鮮な感動に包まれるようなナンバーで、もはや言葉を失うような異次元の1曲。ただただ、素晴らしいです。

韓国のアーティストが、世界各地のシンガー達をFtして聴かせるジャズ、ブラジル音楽と言えば非常にイメージが浮かびにくいかも知れませんが、たったの一聴で、そのような推測が無意味であると思い知らされる事でしょう。出会わなければきっとヒドく後悔していたであろうと思わせてくれるようなこの作品、広めずにはいられないのです。とにかく、素晴らしい作品です。

● ロゴ部分が銀箔で仕上げられた特殊ジャケット
● A式の紙ジャケット仕様でのリリース
● 解説は、丸山 雅生氏 ( musique dessinee / dessinee shop )が担当

Pudditorium (プディトリウム):
韓国の作編曲家/ピアニスト、 キム・ジョンボムのソロユニット。 ジャズ/ブラジリアン・バンド、”プディング”を率いた彼が、バークリー音大への留学を経て、ニューヨーク大学で本格的にジャズを学んだ後にスタート。確かなアレンジや演奏技術に加え、楽曲に応じてFt.されるヴォーカルもマッチした独自のスタイルで聴かせる、ジャズ、ブラジル音楽、フレンチポップス、映画音楽。クラシックなどのテイストが印象的。ニューヨーク、LAや、サンパウロで録音されたデビュー作『エピソード:別れ』は、 プディトリウムにしか成し得ない、スケールの大きな韓国産ブラジリアンの大傑作。

[ Discography / ディスコグラフィ ]

● 『Pudditorium (プディトリウム) – Viajante c/w Tout Contre Moi (ヴィアジャンチ/トゥ・コントレ・モワ)』 [PDSP-011]
○ 『Pudditorium (プディトリウム) – episode : 再会 (エピソード:再会)』 [PDCD-121/VSCD-9452]
○ 『Pudditorium (プディトリウム) – episode : 別れ (エピソード:別れ)』 [PDCD-119/VSCD-9450]

▶︎ 『Pudditorium』の作品一覧はこちら

[ Related Titles / 関連作品 ]

○ 『Fabio Cadore and Hernan Jacinto (ファビオ・カドーレ / エルナン・ハシント) – Acto 1 (アクト・ウン)』 [PDCD-174/VSCD-9815]
○ 『Fabio Cadore (ファビオ・カドーレ) – Instante (インスタンチ)』 [PDCD-139/VSCD-9470]

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