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PDCD-087 Guy Cabay – Tot-a-fet rote cou-d’zeur cou-d’zos

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[ Item Information / 商品情報 ]

Guy Cabay (ギィ・キャベ) – Tot-a-fet rote cou-d’zeur cou-d’zos (ぜんぶまちがい ) [PDCD-087]

Catalog No. / 型番:PDCD-087 / VSCD-9418   Release Date / 発売日:0212.7.18   Price / 価格:2500yen(+tax)   Buy / 購入する:▶︎ dessinee shop (デシネ・ショップへ)

01. Li robaleu (放浪者) ♪ 試聴 / Listen
02. A m’vwezene (ガール・ネクスト・ドア) ♪ 試聴 / Listen
03. Obzekes (お葬式) ♪ 試聴 / Listen
04. Al copete (天国の会議) ♪ 試聴 / Listen
05. Dji m’distourne di m’voye (僕は去る…) ♪ 試聴 / Listen
06. Li sabat d’sinte mere l’ot (聖母“自動車”、魔女の踊り) ♪ 試聴 / Listen
07. Dji m’dimande (僕は思う…) ♪ 試聴 / Listen
08. Pax pollinibus bonae voluntatis (善意の民、ポリノアに平和を) ♪ 試聴 / Listen
09. Pove tiesse (プア・ヘッド) ♪ 試聴 / Listen
10. Tot-a-fet rote cou-d’zeur cou-d’zo (ぜんぶまちがい) ♪ 試聴 / Listen

ベルギー産ボサノヴァ、ジャズ、ソフトポップの大傑作、遂に復刻です。

愛らしいメロディが素敵過ぎるベルジャン・ボッサの大名曲「A m’vwezene (ガール・ネクスト・ドア)」、フルートのフレーズと子ども達のコーラスがたまらない「Li sabat d’sinte mere l’oto (聖母“自動車”、魔女の踊り)」がとにかく最高。かのチェット・ベイカーに『ベルギーのジョアン・ジルベルト』と言わしめた、偉大な才能に、是非触れてみて下さい。

ベルギーのヴィブラフォン奏者/作編曲家、ギィ・キャベが1978年に吹き込んだソロ名義のデビュー作が、オリジナルアートワークとともに遂に銀盤化です。小気味良いジャズ演奏をベースに、ボサノヴァ、フォーク、ポップスを、ベルギーなまりのフランス語(ワロン語)、優しい歌声で聴かせる、夢見心地のベルギー産ボサノヴァ、ジャズ、ソフトポップの大傑作です。ジャズマン、ヴィブラフォン奏者としては、ベルギー随一の腕前を誇る点も興味深いですが、何と言ってもその独特のフワフワした歌声が心地良く映える、甘く優しいメロディラインが絶品です。

朗らかなホーンが歌うようなオープニング曲「Li robaleu (放浪者)」から、素敵オーラ全開で、マーチ風のイントロから、小気味良くボサジャズへと転調する「Al copete (天国の会議)」、オルガンの音色も楽しい軽快なボサジャズ「Pax pollinibus bonae voluntatis (善意の民、ポリノアに平和を)」、同じく語りかけるような歌い口が愛らしく優しいボサノヴァ「Pove tiesse (プア・ヘッド)」など、どこを聴いても穏やかで心落ち着くような夢見心地の1枚です。が、何と言っても最高なのは、胸を締め付けられるような切ないメロディがとにかく素晴らしいボサノヴァの「A m’vwezene (ガール・ネクスト・ドア)」に、繰り返すフルートのフレーズと子ども達のコーラスがたまらない「Li sabat d’sinte mere l’oto (聖母“自動車”、魔女の踊り)」の2曲。言葉に出来無いような優しさに包まれる、そんな気分にさせてくれる名作です。

本作は、ユニークなワロン語の響き、洗練されたジャジーな演奏(バックを支えるのは、ベルギーの一流のジャズマン達です)、温かみに溢れた柔らかな歌声と、メランコリックでホッとするようなメロディだけが詰まった紛れも無い名作です。当時は自主レーベルからのリリースだった為か、有名な作品とは言えませんが、その内容はお墨付き。とにかく素敵、としか言い様がありません。決して派手ではないですが、いつまでも、末永く楽しめる傑作です。

● A式の紙ジャケ仕様
● 解説は、丸山 雅生氏 ( musique dessinee / dessinee shop )が担当

ギィ・キャベ (Guy Cabay):
1950年生まれのベルギーのヴィブラフォン奏者/作編曲家。1968年にピアノとドラムを独学でスタート。後にヴァイヴ奏者として活動を始め、ベルギー・ジャズ界の主要なプレーヤーたちとも共演を重ねる。1978年には、ワロン語で歌われるボサノヴァを軸としたソロ名義のデビュー作を発表し、かのチェット・ベイカーに「ベルギーのジョアン・ジルベルト」と言わしめたほど、その歌い手、作編曲家としての実力が高く評価される。ベルギーのベスト・ヴィブラフォン奏者に選出されるなどジャズマンとしての評価も高く、現在も音大で教鞭を執る傍ら、精力的に活動を続ける。

[ Discography / ディスコグラフィ ]

○ 『 Tins, les-otes et on po d’mi (お天気、時間と…、僕)』 (PDCD-095/VSCD-9426)
○ 『Tot-a-fet rote cou-d’zeur cou-d’zos (ぜんぶまちがい )』 (PDCD-087/VSCD-9418)

[ Where to Buy / 購入する ]

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