[ Item Information / 商品情報 ]
Monica Dominique, Palle Danielson (モニカ・ドミニク、パレ・ダニエルソン) – Togetherness (トゥギャザーネス) [PDCD-086]
Catalog No. / 型番:PDCD-086 / VSCD-9417 Release Date / 発売日:2012.6.13 Price / 価格:2500yen(+tax) Buy / 購入する:▶︎ dessinee shop (デシネ・ショップへ)
01. Angel eyes ♪ 試聴 / Listen ♪
02. Begin the Beguine ♪ 試聴 / Listen ♪
03. Clair de Lune ♪ 試聴 / Listen ♪
04. Everybody’s song but my own ♪ 試聴 / Listen ♪
05. Laura ♪ 試聴 / Listen ♪
06. My funny Valentine ♪ 試聴 / Listen ♪
07. Once upon a summertime ♪ 試聴 / Listen ♪
08. Poeme ♪ 試聴 / Listen ♪
09. Ruby my dear ♪ 試聴 / Listen ♪
10. Den sista jantan ♪ 試聴 / Listen ♪
11. Soon it’s spring ♪ 試聴 / Listen ♪
12. The summer knows ♪ 試聴 / Listen ♪
13. You must believe in spring ♪ 試聴 / Listen ♪
14. What are you doing the rest of your life? ♪ 試聴 / Listen ♪
北欧ジャズ界の仲良し姉弟が紡ぎ出す、穏やかで柔らかな調べ。スウェーデンの女流ピアニスト/作編曲家モニカ・ドミニクと、その実弟でベース奏者、パレ・ダニエルソンがデュオで吹き込んだ新録がとにかくステキです。
スウェーデンの女流ピアニストにして作曲家/アレンジャー、歌手、また女優としても活躍したモニカ・ドミニク。彼女が1980年に吹き込んでいた北欧ピアノトリオの大傑作『ティレグィナン』は、プロダクション・デシネより復刻され、未だに高い人気を誇るロングセラー・アイテムです。そんな彼女が2012年に、上記のトリオ作品でも共演していた実弟にして、ダブルベース奏者、パレ・ダニエルソンと共に吹き込んだデュオ作が本作『トゥギャザーネス』です。
ジャズ、ポップス、映画音楽などのカヴァーを主体とした、穏やかで優しいデュオ作品ですが、何と言っても二人の仲睦まじい、息の合った演奏から幸福感が滲み出ています。仄かな郷愁感が心地良いオープニング曲「エンジェル・アイズ」から雰囲気溢れる名演ですが、ドビュッシーの名曲をエレガントに聴かせる「クレール・ド・リュヌ (月の光)」、モニカの古くからの友人でもあるスウェーデンの女性ヴォーカリスト、モニカ・ゼタールンドのレパートリーとしても知られる「デン・シスタ・イョントン」など、どこを聴いてもステキです。さらに、本作では実に4曲もの楽曲を取り上げているフランスの作編曲家、ミシェル・ルグランの映画音楽のカヴァーが秀逸で、特に映画『ロシュフォールの恋人たち』から「ユー・マスト・ビリーブ・イン・スプリング」、映画『The Happy Ending』から「ホワット・アー・ユー・ドーイング・ザ・レスト・オブ・ユア・ライフ?」(猪野秀史氏のカヴァーも絶品でした…)などウットリする出来映え。そして本作のハイライトは弾けた魅力の唯一の自作曲の「スーン・イッツ・スプリング」でしょう。心温まる素晴らしい1枚です。
決して派手な作品ではないですが、とても素晴らしい内容です。お二人の幼少期の写真を使ったジャケットも雰囲気があり、大傑作『ティレグィナン』同様に、末永く人気を呼びそうです。
● A式の紙ジャケット仕様でのリリース
● 解説は、丸山 雅生氏 ( musique dessinee / dessinee shop )が担当
Monica Dominique (モニカ・ドミニク):
1940年、サウサンプトン生まれ。3歳の時からピアノに慣れ親しみ、スウェーデンの首都ストックホルム移住後、スウェーデン王立音楽院へと進み、自身も音楽家として活躍する夫のカール・アクセル・ドミニク(プログレッシヴ・ロックバンド、Solar Plexusのメンバーとしても活動)と出会う。1960年代には北欧を代表するジャズコーラス・グループ、Gals & Palsの一員として、(Svante Thuresson/スヴァンテ・スレッソンらと共に)ヴォーカリストとしても活躍。平行して作編曲家/ピアニスト/女優として、ジャズを中心に、クラシック、ポップスから民謡まで、幅広い音楽性で活動を行う。また、もう一人の“モニカ”として、モニカ・ゼタールンドへの楽曲提供や共作アルバム等も残す。1970年代には、スウェーデン本国でもウェディング・ソングの定番曲として知られる名曲「Tillagnan (ティレグィナン)」の作曲し、今もなお彼女の代表曲の一つとして衰えぬ人気を誇る。近年も精力的に活動を行い、セルジオ・メンデスのグループの女性歌手、キャロル・ロジャーズとのボサノヴァ・アルバムや自身のクインテット名義でのジャズ作品に、数多くのコンサートへの出演等、マルチタレントぶりを発揮し続けている才女。
Palle Danielsson (パレ・ダニエルソン):
1946年、ストックホルム生まれのジャズベース奏者。幼少期からヴァイオリンとベースを学び、若干10代でビル・エヴァンスとの共演を果たした名プレーヤー。後にはキーズ・ジャレットのグループでも活躍し、名実共に、スウェーデンを代表するベース奏者として知られる。スウェーデンの名作曲家/女流ピアニスト、モニか・ドミニクの実弟。
[ Discography / ディスコグラフィ ]
○ Monica Dominique, Palle Danielson (モニカ・ドミニク、パレ・ダニエルソン) – Togetherness (トゥギャザーネス) [PDCD-086/VSCD-9417]
○ Monica Dominique (モニカ・ドミニク ) – Mitt i mej (わたしのまんなか) [PDCD-046/VSCD-9377]
○ Monica Dominique Trio (モニカ・ドミニク・トリオ) – Tillagnan (ティレグィナン) [PDCD-018/VSCD-9349]
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