PDCD-110 Darryl Wezy – Maze of fears

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Darryl Wezy (ダリル・ウェジー) – Maze of fears (メイズ・オブ・フィアーズ) [PDCD-110]

Catalog No. / 型番：PDCD-110 / VSCD-9441　　　Release Date / 発売日：2013.4.24　　　Price / 価格：2300yen(+tax)　　　Buy / 購入する：▶︎ dessinee shop (デシネ・ショップへ)

インドネシアが生んだ脅威の22歳による衝撃のデビュー作！全編、キラキラ度マックスのサニー・ポップスの応酬です。大いに大いに大いに驚いて下さい。これはホントにすごい才能です…。

22歳と言う若さも驚き。インドネシアはジャカルタ出身の男性SSW、ダリル・ウェジーのデビュー作『メイズ・オブ・フィアーズ』は、衝撃的なまでにポジティブでキラキラしたサンシャイン・ポップス/インディポップの名曲だけがギッシリ詰まった大傑作です。

1970年代の音楽が好きだったと言う両親の影響で音楽を聴き始め、90年代のMTVを観て育った彼が、高校生の頃にMTVで知り得た名曲達のカセット集めに熱中した結果生み出されたのが本作『メイズ・オブ・フィアーズ』です。とことん聴き込んだと言う、ザ・ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、フリー・デザインなどの60年代の名グループ達のエッセンスと、やや後追いながらも熱中した、カーディガンズ、ウィーザー、ハイ・ラマズ、ソンドレ・ラルケ、ライトニング・シーズに、自国のインディスター、ホワイト・シューズ・アンド・ザ・カップルズ・カンパニーなどの現在の名バンド達からの影響を、自らのフィルターを通して紡ぎ出したのがこのデビュー作です。

本作は、全編が英語詞で歌われる王道のアコースティック・ポップ/ギターポップと言う趣の1枚ですが、とにかくそのソングライティングのセンスの良さが圧倒的過ぎます。クセの無い彼の歌声も爽やかさ全開ですが、それは、小気味よいストリングスを交えて爽快に、キャッチーに駆け抜けるオープニング曲「01. イマジナリー・ヒル」を聴けば、誰もが納得でしょう。続く、堂々とそのメロディの良さだけで勝負できる名曲「02. オートマチック・ハイ」、タイトル曲「03. メイズ・オブ・フィアーズ」も素晴らしいですが、優しい歌心が心に沁みる弾き語りの「07. ウォルフィー」、「09. ファンタサイジング」など、正直、どこを聴いても素晴らしいメロディ、歌心だけが飛び出す脅威の1枚です。

恐らく、90年代の初頭の最上質のギターポップ、インディポップ的なサウンドに惹かれる方なら確実にKOされる内容ですが、さらに、1960年代のサンシャインポップ、ソフトロック、ハーモニーポップなんてキーワードでも十二分のクオリティと言い切れます。そして勿論、プロダクション・デシネが既にご紹介し、大きな注目を集める、アディティア・ソフィアンやホワイト・シューズ・アンド・ザ・カップルズ・カンパニーなどの、インドネシアの素晴らしい才能達にも肩を並べる逸材です。全編が英語詞である点も、より幅広いリスナー層にアピール出来る好内容と言えますが、何と言ってもこのスケール感がスゴいです。若干22歳の若者の、溢れんばかりの才能をお試し下さい。

●A式の紙ジャケット仕様
●日本盤ジャケットは、オリジナルのアートワーク

　　　　　ダリル・ウェジー (Darryl Wezy)：
インドネシア、ジャカルタ生まれの男性SSW（1989年生まれ）。両親の影響で聴き始めた、ザ・ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、フリー・デザインなどの60年代の名グループ達のエッセンスと、カーディガンズ、ウィーザー、ハイ・ラマズ、ソンドレ・ラルケ、ライトニング・シーズに、自国のインディ・スター、ホワイト・シューズ・アンド・ザ・カップルズ・カンパニーなどの現在のバンド達からの影響を受け、高校生の頃から作曲を始める。それらの影響を背に紡ぎ出すサウンドは、圧倒的なまでの輝きを放つサンシャイン・ポップスで、一点の曇りも感じさせない爽快な歌声も素晴らしいもの。まるで歌いの余地の無い才能がここに。

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